第31回広島スポーツ医学研究会

2月1日(土)に広島スポーツ医学研究会があり、当院からも発表をいたしました。タイトルは「トレイルランニング競技者の体調不良に対する栄養学的指導 ~特にタンパク質・鉄・ビタミン摂取について~」でした。

当院からときどきトレイルランニングレースの救護班に入るご縁で、それに伴う体調不良の相談を受けることがあります。検査・投薬の必要がある場合はしかるべく対処しますが、日常生活のコントロール・改善で競技やその後の社会生活もスムーズに行えることが多いと考えており、そのお手伝いをするなかでデータをまとめることを思いつきました。

タンパク質・鉄・ビタミンの摂り方を身体診察と血液データをもとに指導し、ほぼ全員の方が体調改善という結果につながりました。プロテインと(女性の場合は鉄のサプリメントも)は大きな力になってくれていると思います。今後はその後の推移にも注目していきたいですし、他にも興味を持たれている方にアドバイスできるようチャンスを作っていきたいと思います。

社会人や学生の中でトップアスリートというよりも趣味や楽しみとしてスポーツをされている方については日常生活や社会生活をフルに行っていけるような体調維持管理が欠かせず、トレイルランニングのような負荷の大きなスポーツに関しては特にそれが強く言えると考えています。大好きなスポーツを楽しみながらフルに日常生活を送れるようなサポートを心がけていきたいと思います。

本研究会は大学研究室の若手研究者登竜門的な位置づけにあるようで、出された演題はほとんどが大学関係のものでした。動作解析、障害のメカニズム・予防、救護活動報告など多岐にわたるテーマで発表が行われていました。

当院からの発表は多くの演題の中でも異色であったと思いますが、帰りがけに大学の先生に「とても面白かった!」と言っていただき自信になりました。今後も力を入れて取り組んでいきます。

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