「ひと工夫してみたいプライマリーケアでの喘息診療」

2月17日(月)、マツダ病院呼吸器内科・大成洋二郎先生の喘息治療のお話を伺う機会がありました。喘息治療は基本的には内服や注射よりも、吸入薬を使用する場合が圧倒的に多く、その使い方が大切と考えられています(最近は日常生活習慣の指導もみっちりするのですが、今回は割愛します)。

医師による製剤のチョイスも大切ですが、それ以上に重要なのは「正しく吸入できているかどうか」とのこと。調査によればなんと半数近くの患者さんが適切に吸入できていなかったとのこと。大成先生も処方以上に吸入指導に(薬剤師さんの協力のもと)力を入れて居られました。

スタンバイ、息吐き、吸入、息止め、後片付け、うがい…吸入薬使用にはこれだけのステップがあり、その全てがきちんと出来て初めて「吸入が出来た」となるわけですから、これをおろそかにするわけにはいきません。

大切なのはそのチェックポイントを患者さんと共に確認すること。患者さんと向かい合うよりも横に並び(左右を間違わないですむ)、実際に一緒にやってみると満足度が高いとのことでした。

その後当院でも吸入薬を処方する機会があり、スタッフに任せていた吸入の指導をトレーナー(模擬吸入器)を使って患者さんと一緒にやってみました。確かに納得感が出ます。チェックリストで吸入のステップを確認するとより良さそうなのでそれを準備してみようと思いました。

薬も正しく使わなければ意味がなかったり、逆に害になったり、と不都合が生じてしまいますので、その点はきっちり詰めていこうと考えています。

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